こんにちは。
茨城県常総市に自社工場を構え、東京都をはじめ関東近郊や全国を対応エリアとして家具製作事業を展開しております。MAX FURNITURE(マックスファニチャー)です。
飲食店などの店舗用、オフィスなどの業務用、一般のご家庭向けの一般用など、幅広い用途の家具を設計・製作しています。
先日、針葉樹と広葉樹とで、家具の用途が違うというお話をさせて頂きました。
前回は針葉樹のヒノキとスギについての特性をお知らせしましたが今回はマツとモミについてお知らせいたします。
◼◼マツ◼◼
マツ科マツ属の常緑高木の総称。
マツはパインと呼ばれています。松ぼっくりはパイナップルみたいな形してますよね。
種類は50種類以上あり、私が知っているのは赤松ですね。
根元にマツタケが生えるってよく聞きますね。
家具としてはイエローパイン・ホワイトパイン・アカマツなどがよく使用されています。
柔らかく、お値段も手ごろなので比較的人気の材木になります。
Photo by:メルビル
もとは白っぽい黄色ですが、全体的に油分が多いため経年変化により艶のある色合いへと変化していきます。
パイン材の一番の特徴の「節」はナチュラルな風合いを感じさせ、
温かみのある質感はナチュラルカントリー調のダイニングテーブルや食器棚などにもぴったりです。
木肌が柔らかいので、触った時に、とってもあたたかい肌触りが人気のパイン材は無垢材を使って造られているものが多いです。
柔らかい分傷がつきやすので長く使いたい方は丁寧に扱うことをおすすめしますが、
自分で直すこともできます。
■■モミの木■■
モミの木はマツ科モミ属の常緑針葉樹で、主に北欧やシベリアなどの寒冷地に分布しています。
近年の研究でモミの木にはくらしに優しい効能があることがわかりました。
クリスマスツリーで有名なモミの木ですが、抗菌・防カビ効果のあるモミの木を家の中に入れることで、
空気の浄化をして家族の健康を守ろうとしたことがクリスマスツリーの起源だと言われています。
白色で白い木材の好きな日本人にとって、身の回りにある品物にして用いられています。
ほとんどにおいもないので、食品に接するものにも多く用いられかまぼこの板、鮨桶、おひつ、絵馬などに使用されています。
そして白く神聖な感じがあるので、冠婚葬祭に関した道具に使用されています。
結納台や棺、卒塔婆などがあります。
今回はマツとモミの木についてお知らせいたしました。
次回も家具に使用される木材の特徴などをお知らせします。