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こんにちは。
本日は「杢」についてお話します。
木目の中でも装飾性が高く、希少価値、観賞価値が非常に高く美しい木目を「杢」と呼びます。
成長の過程で木の細胞が偶発的にずれて並んだ異常配列によって稀に生まれる模様の為、同じものは二つと存在しません。
その樹木が育った環境(風雪、土壌など)に適応しようとすることで、根や枝分かれの部分に繊維のねじれが生まれます。
Photo by メルビル
杢にはどのような種類があるのでしょうか。
「縮み杢」
杢の中でも比較的良く見かけるもので、トチ、カエデ、マホガニーなどに良く見られます。
細かく波打った皴のような木目が特徴です。
1寸8縮みと言われ、約3センチの中に8つの縮みがあるものが良いと言われます。
虎杢(後から紹介する虎斑とは違います)、バイオリン杢とも言われ、バイオリンの背板にも使われる木材です。
「虎杢」
ナラ、ブナ、カシ材に多く見られる杢です。
その名の通り虎の毛皮の模様のような杢目になります。
ギターに使われるメイプルの杢目は、タイガーメイプルとも呼ばれ、
特に木目が強くはっきり出ているものをバリトラと呼んだりもするようです。
「リボン杢」
光の具合によって帯状に濃淡の縞模様が現れるもので、見る角度によって濃淡が逆転しゆらぎを感じる事のできる美しい木目です。
交差木理の柾目面に現れます。
マホガニーやサペリが有名です。
「玉杢」
ケヤキ、タモなど比較的柔らかい樹木に多く見られ、同心円が幾重にも広がるものや、細かな円が点々と散らばるものなど、
上品で華やかな木目になります。
バランス良く広範囲に広がるものは特に最高のものとされています。
続きはまた次回お知らせ致します。
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