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こんにちは。
金魚の種類と特徴についてお知らせします。
金魚は日本の代表的な鑑賞魚で、その品種は100種類以上にも及びます。
金魚の品種は、体型やヒレの形、色や模様などで分類されますが、ここでは大まかに和金型、琉金型、オランダ型、らんちゅう型の4つに分けて説明します。
■和金型
和金型は、もともと中国から渡来した金魚で、フナに近い流線型の体を持ちます。
泳ぎが速く、丈夫で飼いやすい品種が多いです。代表的な品種は和金、朱文金、コメット、地金などです。
和金は赤や白などの単色で、尾はフナ尾や三つ尾などがあります。
朱文金はキャリコ模様で、尾は吹き流し尾です。
コメットは更紗模様で、尾は長く伸びた吹き流し尾です。
地金は口と各ヒレの6か所だけを赤くする六鱗という色で、尾は孔雀尾と呼ばれるX状に開くものです 。
■琉金型
琉金型は、和金の突然変異体がもとで、体が短く丸みを帯びたものです。
尾は大きく発達しており、性格は穏やかで人馴れしやすいです。
代表的な品種は琉金、出目金、三色出目金、土佐錦などです。琉金は赤や更紗模様で、尾は扇形に広がります。
出目金は目が飛び出たもので、色は赤や白などです。
三色出目金はキャリコ模様で目が飛び出たものです。
土佐錦は高知県の天然記念物で、尾が反転している反り尾という特徴があります 。
■オランダ型
オランダ型は、オランダから渡来した品種で、頭部に肉瘤と呼ばれる突起物があります。
体が短く丸みを帯びており、ヒレも大きく発達しています。
代表的な品種は和蘭獅子頭、東錦、珍珠鱗、蝶尾などです。和蘭獅子頭は赤や更紗模様で、肉瘤が顕著です。
東錦はキャリコ模様で肉瘤があります。
珍珠鱗は全身に小さな突起物があることからこの名がつきました。蝶尾は尾が蝶のように二枚に分かれていることが特徴です 。
■らんちゅう型
らんちゅう型は、日本で生まれた品種で、体が極端に短く丸いものです。
背びれがなく、泳ぎ方も特徴的です。
代表的な品種はらんちゅう、江戸錦、桜錦などです。
らんちゅうは赤や白などの単色で、尾は三つ尾です。
江戸錦はキャリコ模様で、尾は四つ尾です。桜錦は赤や白などの単色で、尾は四つ尾です 。
金魚の種類はまだまだ多くありますが、ここでは代表的なものを紹介しました。金魚の品種によって飼育方法や注意点も異なります。
金魚は日本の伝統的な鑑賞魚であり、その美しさや多様さに魅了される人も多いです。
